2009年10月20日火曜日

OpenSimについての独り言。

I'm sorry, this article is talking about OpenSim.
However I wrote this only Japanese :(

重い腰をようやく上げて?実機に入る前に、OpenSimについて
一からドキュメントを読んでいくことにする。

まずは、昨年の5月にかかれたバーチャルワールドカンファレンスでの3DiのDEMOられた
OpenSimについての記事。
オープンソースの仮想世界「OpenSim」が持つ可能性

1年前の記事なので古いですが、企業に必要なメタバースとは。みたいな。

>社内研修のようなサービスのニーズは、企業が単独でサーバーを管理すれば満たせる。

この1行確かに妄想レベルでなら満たせるであろうことは間違いないと思います。現実的に考えると、サーバをひとつでも立ち上げて、運営していくことに関していえばSIer屋、NW屋さんなどの実作業にかかわる会社が自社で運営していくことはおそらく簡単なことでしょう。なぜなら、サーバの構築やそれに伴うネットワークの構築、運営、バックアップ手法などは社内のノウハウとしてすでにあるからです。

しかし、一般の企業がこれをしようとするならばまず必要なのは情報システム室などの専門家に近い人たちが集まる部署がなければ運営していくことは困難だと思います。

実作業として何が必要でしょうか?
・回線、サーバーの機種やスペックの選定・OSの選定
・ネットワークの変更・ネットワーク機器の見直し・ファイアウォールのポリシー変更など
・サーバ機へのOS導入・各種設定・バックアップ方法・ユーザ管理方法作成など
・OpenSimの導入・プラグイン導入・ビューア選定
・実際に検証(どれくらいのことができるかなど)検証項目の作成
・社内リリース
・社外での公開になった場合、個人情報系の文章作成や、ベリサイン取得など?

■実際の運営に入った時
・バックアップ(バックアップを何でとるか?たとえばDATであったり、外部ストレージでのバックアップ、又はサーバの冗長化)
・OpenSimのヴァージョンup作業

私の頭の中で今のところこれぐらいしか浮かびませんがこれ以外になにかあったらツッコミお願いします。

この時点で、構築費用だけでも驚くほどの値段がはじき出されるでしょう。OpenSimはオープンソースだから無料というイメージがあるかも知れませんが私は実際にガチでやるのであれば、けっこう費用がかかるとおもっています。

海外の友人がOpenSimを触り始めた当初、彼はToshibaのlaptopで行っていましたがその時にアカウントを発行したり、実際にインしていたのは2,3人だったような気がします。まぁテスト的にやってたのでそれでいいのですけれど。本当に数人でやるだけであればサーバ機はlaptopでもいいんだなぁと思った記憶があります。

現在の一般に市販されている高機能なパソコンでも15人程度のユーザーしか同時アクセスが難しい。

この1文はどの観点から書かれているのか謎です。パソコンの処理能力なのか、回線の問題なのか、または別の問題なのか。なんのデータをもってして15人程度という数字が出てきたのか。市販されているPCだから、処理能力の問題なんだろうか。

パッケージそのものは、誰でも無料で手に入れられるが、そこにサービスを組み込んでオールインワンパッケージで販売したり、カスタム開発が求められる部分を請け負うことなどを見込んでいる。

そこで収益がでないと利益につながりません。確かに。でも実際に保守できるベンダーがどれくらいあるのだろうといまだに謎。3Diが保守もやってくれるかなぁ。ソフトウェア売りや開発などをした場合かならず保守はセットでついていたほうがよいという考え方は私の意見です。

というわけで、前回3Diから取り寄せたPDF資料を読もうと思います。
(先に読めよw)

引用:オープンソースの仮想世界「OpenSim」が持つ可能性
より

追記:Think ITで3Diの方が昨年書かれた記事です。
【仮想化を楽しむ】OpenSimで仮想世界を創る!
技術者向けの記事ですが一通りの解説やインストール方法などが書かれていますのでご参考までに。