2010年7月22日木曜日

塩の街 Hiro Arikawa

I finished to read novel - "Shio no Machi: Wish on My Precious" author is Hiro Arikawa. This book was published first time  on "Light novel" category and this one is hers 1st book. I like her novels, had already read some titles. She writes Love story and more. Of course, I thought this one is love story. Anyway, I read novels recently. I don't know why I want to read Japanese stuffs now.
 http://en.wikipedia.org/wiki/Light_novel
http://en.wikipedia.org/wiki/Hiro_Arikawa

塩の街、読了。
有川浩のデビュー作で、電撃文庫で賞をとった作品。なので最初は電撃文庫からでているわけだけれども、図書館戦争同様、ハードカバーでも出版されています。いまは文庫になっているので、以前買っていたのだけれども読む気力がなくて、やっと読了です。ライトノベルと小説の間のようなテンポのよい作品で、図書館戦争とはまた違った雰囲気で書かれているのでさくさく読めました。

特に夏は暑いので休みの日は家にいるようにしていますが、たまたま小説がよめる時期が重なっていまは貪るように読んでいます。この勢いで家においてある未読の本を全部よんでしまいそうな。まだ1Q84ですら未読であるので、村上春樹氏のロングインタビューもおあずけです。

塩の街は設定もすごいけれどもそこにラブストーリーをのっけるという展開。自衛隊3部作とよばれるうちの第1作でもあります。好きな人と世界の終末を迎えることができるということについて読了後考えさせられました。

想う人がいて、想ってくれる人がいて。そういう幸せって普段見逃しがちですが、じつはとても幸せなことなんだということ。

今同時進行で、「戦う司書シリーズ」も読んでいますが、こちらは本にかかわるファンタジーなしリーズ。ひとつ共感できることがあって、本にふれるとまるで映画を見ているかのように本の世界が広がるということは私の本に没頭しているときとよく似ているなぁと思うことがしばしば。

私が本を読んでいるときは(とくに小説)頭の中が映画館のようになっていますからね。

言葉をいろいろ使いすぎて自分の言葉が足りなくなったとき。
人間が栄養を補給するように私も本で言葉を補給するんだよなぁとしみじみと思う今日この頃です。